ジオパークつくばで、ことりっぷ。「ゐ田」―「平沢遺跡」ー「筑波大池」
市内なのにまるで「ことりっぷ」
筑波山の麓にあるこだわりのお蕎麦やさん。
これで「いだ」って読むんです。
つくば市筑波552-3 029-850-8082
ナビしないとたどり着けないかもしれません(笑)
そば前に出されるお菓子と抹茶。
これがホントのそば前。
にしんと冷酒
(日本人の粋だねっ!休みだからこそできる贅沢)
そしてお待ちかねの鴨そば
美味しい食べ方を卓まできて指南してくれた店主と。
太めの十割そばを5~6本つまんで、まずは50回噛めと。
その間に鴨を1枚づつ焼いてくれるんだけど、
焼き過ぎ禁物と目の前で焼き上げてくれる。
いいころ合いでネギやピーマンといっしょに
「はい、食べる!」
とダシをくぐらせてぱくり。
でもまだ蕎麦を食べることは止められます。
陶板焼きの鴨を食べきったら
やっと蕎麦OK。
つゆに鴨のダシが滲みてイイカンジ。
そこで満足気に店主は立ち去るんだけど、
「あ、そのニンジンは食べちゃだめよ」とまたまた禁止。
半分くらい蕎麦を食べたころ、どこからともなくまた登場して
食べかけの蕎麦をつまんで陶板へ投入!
「これがホントの焼き蕎麦なんだよ。
中華やさんのはあれば焼き中華麺だからね」
なるほど。
そこにつゆをかけていただくとこれまたゼッピン。
そして残すように命じられたニンジンがここで混ぜられる。
「なんで今ここに入れたかわかる?
これは『色気』なんだな。
男も女も『色気』がなくなったら終わりよ。」
なんて粋なことを話してまたも立ち去る。
そんなパフォーマンスも楽しいお蕎麦屋さん。
にこにこしながら撮影、ブログアップともOKしてもらいました。
↑ 準絶滅危惧種の「オオムラサキ」にも遭遇できました
帰路は、行きと違う道にしてみると
筑波の高床倉庫を発見。「平沢官だ」(「だ」っていう字、出てこない・・・)
へぇ、こんなとこあったのね。
日本建築のすばらしさを感じます。
そして「筑波大池」
つくばに住んでもう25年くらいになるけど、
はじめて来ました
池はいま、蓮が咲き始めたところ。
夢みるように咲いていますね。
花と実が一緒に成ることで有名な蓮。
泥中からよくぞ・・・
なんか感動ひとしきり。
そんなこんなな
、ほんの3時間ほどの「ことりっぷ」
つくばって科学の街として有名だけど、
こんなジオパークな街でもあることも
もっともっと知ってほしいな。
そんなことを思いながら6月の最終日を閉じます。