下町ロケット バンサイ!☆☆☆☆☆

 ボルトーっ!!!!!!!

悲痛な叫びの中、pcに向かってます

フライングなんて・・・

まさか。。。

 

 

2年前、彗星の如く、まさに彗星の如く出てきたボルト。

ジャマイカの×の国旗は、

アニメ「ワンピース」にも通じるっていう思いでいたりして、

今日のファイナルを楽しみに観てました。

 

「なにが起きるかわからない」

当り前っちゃあ当り前なのですが、

まさか!

でした。。。

 

でも今日の私の1番のヒット

それは、

夕方に読了した「下町ロケット」

(池井戸 潤 第145回直木賞受賞作)です。

感動と痛快気分の嵐でした。

 

HPの私の経歴にも記していますが、

かつてわたしは、O製作所に務めていました。

 

そこでの私の仕事は、

開発部門付の事務職員。

 

M重工への報告書を

「ワープロ」にて作成するのがわたしの仕事。

 

300人規模で、町工場よりはやや大きな規模でしたが

なんと、当時のNASDAのH-Ⅱロケットの部品を製造、

M重工への納品業者でした。

 

そんな経緯もあって、

作品に登場する佃製作所には

特別な思いを持って読んでいました。

 

ぺーぺーの事務員のわたしが記憶しているだけでも

様々なことがあったように思います。

 

 

翻って現在。

いちパートから育てていただいたMを退社して、

わたし自身の思い描く経営に乗り出して3年目。

 

 

爽快!喝采!やったぜ佃!☆☆☆☆☆

 

いろんな見方はあると思うのですが、

吹けば飛ぶような町工場が

次から次に襲いかかる困難に打ち勝ち、

『夢』を現実化するんです

 

大企業たちに屈せず、

社長の夢を 社員も含めた会社全体の夢にして

勝ち抜いたんです

 

 

極々零細ながら

経営に携わる者として

真摯な気持ちで読み切りました。

 

 

「俺はな、

仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。

一階部分は、飯を食うためだ。

必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。

だけど、それだけじゃあ窮屈だ。

だから、

仕事には夢がなきゃならないと思う。

それが二階部分だ。

夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、

飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。」

佃社長の話に、そんな件があります。

 

 

わたしの夢・・・

 

そう思うとき、背筋が伸びる気がしました。

 

3年目に突入した今、

もっともっと真摯に取り組まなきゃって。

 

「下町ロケット」

出会えてよかった書籍です。

 

元気、勇気、パワーと夢を

いっぱい貰いました

 

ぜひ皆さんにも読んでいただきたい一書です。